現在アスティで、妥協を一切せずに、ワイン造りをしいるエツィオ・トリンケロは、
グラヴナーの考え方に大きく影響をうけ、
90年代に醸造過程に酸化防止剤の使用をできるだけ抑えた、
自然なワイン造りをめざしました。
小樽の使用をやめ、新たに小型のボッテを買い、よりクラシックなスタイルにもどったわけです。
しかも・・・
彼らのこだわりは、計り知れず
自分の手の届く範囲で
最高のワイン造りを実現するために
50ha以上の畑を11haにまで落として
少ないブドウの収量で、最高のワイン造りを行っています。
ゆっくりと時間をかけて仕上げられるワインは、
いずれも優雅な味わいで、ユニークな個性にあふれています。
そして今では、ピエモンテを代表する地元の造り手として、
バローロの名門も負けない絶大な人気を誇っています。