生産者訪問記・対談
生産者訪問記
フィリップ・パカレ
2011年10月25日
凄く、印象的だったのは
パカレのワインは私が飲んでもわかるほど、
女性的でエレガントで繊細な
ワインばかりだということ。
日本では、やたら濃いワインが美味しいワインと言われているが、
パカレは、
色や味の濃さではなく旨味のあるワインを作りたいと言っていた。
元々、フランスには「旨味」という概念が無く、第6の味覚として注目されているそうです。
パカレのワインにも、
昆布だしのような、
優しいけど凝縮した味わいが
口の中に広がって、
また泣きそうになるほど
美味しかった。
パカレが何度も言っていたのが、
自分は、
工業的なちまたに溢れているワインとはちがい、
パカレのワインは手間暇かけた生き物なんだ。と…
テイスティングしたワインも
残りは捨てずに、
樽に戻すほどの愛情のかけっぷり。
やっぱり、バカレにも愚直に自分の信じた道を歩み続ける、
信念とパッションが体中から
溢れ出ていた。
来年の6/25に10周年のパーティーをするそうです。
しきりに、社長の藤田に来て欲しいとパカレが言っていました。
ただの松原の小さい酒屋に
そうやって声をかけてくれ、
私たちに時間を割いて
お話をしてくれることが、
正直、不思議でした。
ただ、私たちはただの
酒屋で終わるつもりはないので
もっともっと、その想いに答えれるように、
彼らの想いを日本中に、
伝えないといけないとまたまた
心に誓えた時間でした!
パカレありがとう!