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生産者訪問記・対談

蔵元さん訪問記〜芳水酒造さん編 その3

蔵元さん訪問記〜芳水酒造さん編 その3

2010年02月16日

お待たせしました・・・

いよいよ、蔵内へ見学です

その前に、消毒、消毒。

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↑ ちなみに、消毒しているのは呑気放亭(ドンキホーテ)の石井さんです。

蔵の中を案内してくれるのは、竹内さん。

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なんと、竹内さんは利き酒で徳島で1位!全国4位にまでなった実力派!!

そんな竹内さんに案内されて、蔵を歩いていると・・・

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大吟醸を仕込むためのお米を洗っているところに遭遇。

10kgのお米を二人でタイミング合わせて、振っています。
かなりの重労働・・・・若いお二人の息ピッタリです。

この洗ったお米を甑(こしき)と呼ばれる、大きな蒸し釜で蒸していきます。
デッカイ、蒸篭(せいろ)のような感じ。

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この甑(こしき)で、芳水さんの大吟醸は、102℃〜103℃で1時間しっかり蒸します。

次は、麹室(こうじむろ)へ

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中は、36℃に保たれていて、この通り。

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即効、カメラが曇りました。

これも、普段は29℃前後なのですが、今回は大吟醸用に室内を36℃にしているそうです。

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「今野モヤシ」・・・・・・種麹菌の名前だそうです(笑)

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この蔵は、芳水さんが、たばこ屋さんの時からある蔵だったそうです。
昔の良いところを残しつつ、鉄筋をいれて補強。

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歴史を感じる、建物です。

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もろみ造りは一度に仕込むのではなく普通3回に分けて行われます。

丁寧に、説明してくださる竹内さん。

真剣にお話を聞いている、お二人
↓  ↓

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こうして、醗酵の終わったもろみを次は、下の機械で、搾って、お酒と酒粕に分離させます。

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できたお酒は、腐敗や変質を防ぐために、加熱殺菌します。

もちらん、ほんまもん小松屋でも大人気の芳水酒造さんの「昨日しぼった酒」のように、火入れしない生のタイプもあります。

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こうして、出来たお酒をタンクで貯蔵→瓶詰め(火入れ)をして、私たちの手元にやってくるのです!!

愛情がたっぷり詰まったお酒なんだと、改めて実感させられます。

芳水酒造さんに行かせてもらった中で、
「どんなに、小松屋が芳水を案内してくれても、
 わしが、本当においしいお酒を一生懸命造り続けないと、だれも飲んでくれへん。
 だから、わしは、がむしゃらに造り続ける」

と、馬場社長がポツリと言った言葉が強烈に印象に残りました。

小松屋の今年の方針は
「お蔭様の気持ちを忘れず、
 原点・元気・取り組み
 今、ココ、自分に全力で生きる」

です。

小松屋は、皆さんに「ほんまもん」の人と商品を案内するとうたっています。

造り手さんの想いを伝えるのが私たちの使命。
この使命が出来る嬉しさと責任を改めて感じさせられる一日でした。

小松屋とお付き合いしてくださる方は、馬場社長のように、みんな、個性的で強烈な方たちばかりです。

そんな中で、たくさん勉強させてもらえる私たちは、かなり幸せですね!!

ホントに、得るものがたくさんあった1日でした!!

馬場社長、芳水酒造の皆さん、本当にありがとうございました!!

ほんまもん小松屋 上田マリでした!!

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